サンドブラストとは
■サンドブラストとは
1870年アメリカのベンジャミン・テイルマンにより、船舶の錆落とし用として発明されました。サンドブラストとは、高圧エアで金剛砂など堅くて細かい砂を吹き付けて加工する事を指します。その後、このサンドブラストという新たな技法をガラス彫刻用にアレンジする事により、手軽にガラスを加工することが出来るようになりました。
サンドブラストとは圧縮空気で研磨砂を吹き付けて、ガラスの表面を削る技法です。 彫る部分を切り抜いたマスクを作成して素材に貼り、研磨砂を吹き付けて削ります。
空気圧や砂の粒子の大きさ、吹き付ける時間によって模様の濃淡、深さが調節でき、 微妙で微細な模様も彫ることが出来ます。
この技法は、ガラスだけでなく「アクリル板」「木材」「石」「金属」などの表面加工にも使われています。
■さまざまな技法
サンドブラストの技法には 平彫り・二段彫り・多段彫り・ぼかし・グラデーションと多様な表現のしかたがあります。